土砂崩れに巻き込まれ付近をパトロールしていた増川勝彦さん(61)道路下の海に転落(北海道羅臼町)

増川さんは救出され、町内の診療所に搬送

国土交通省北海道開発局の委託を受け、付近をパトロールしていた

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 9日午後8時ごろ、北海道羅臼町礼文町の国道335号で、付近の住民から「土砂崩れが起きている」と町に通報があった。

 道警中標津署員らが駆け付けたところ、同町八木浜町の建設会社アルバイト、増川勝彦さん(61)が軽ワゴン車ごと土砂崩れに巻き込まれ、国道下の海に転落しているのを発見。

 増川さんは救出され、町内の診療所に搬送されたが、死亡が確認された。

 同署などによると、現場は8月に小さな土砂崩れのあった場所で、増川さんは国土交通省北海道開発局の委託を受け、付近をパトロールしていた。

 別の車1台が巻き込まれたとの情報もある。

 釧路地方気象台によると、羅臼町の9日午後11時までの24時間降水量は観測史上1位の184.0ミリを記録し、事故当時は土砂災害警戒情報が出ていた。

 札幌管区気象台によると、道内は9日、低気圧から延びる前線の影響で、太平洋側東部やオホーツク海側を中心に大雨となり、8日の降り始めから9日午後7時までの降水量が釧路町176.5ミリ▽標津町162.0ミリ--などとなった。

 低気圧は10日にかけてオホーツク海に進む見込みで、10日午後6時までの24時間降水量は太平洋側東部と日本海側北部80ミリ、オホーツク海側60ミリを予想している。

 同気象台は「台風被害に遭った十勝地方などは土砂災害や洪水の危険性が高まっている」として警戒するよう呼び掛けている。

(毎日新聞 2016年9月10日【本間浩昭、立松敏幸】)

現場は8月に小さな土砂崩れのあった場所で、増川さんは国土交通省北海道開発局の委託を受け、付近をパトロールしていたということで、とても御気の毒に思います。

亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。