追突されたタクシーが歩道に突っ込み、歩行者や自転車をはねる(東京都港区北青山)

タクシーや乗用車などが絡む玉突き事故

自転車の女性が頭の骨を折って意識不明の重体

歩道の標識に衝突したタクシー=6日午前9時10分、東京都港区、坂本進撮影

歩道の標識に衝突したタクシー=6日午前9時10分、東京都港区、坂本進撮影

 

 
 6日午前8時40分ごろ、東京都港区北青山の国道交差点で、乗用車がタクシーに衝突、タクシーははずみでオートバイや軽乗用車にぶつかったうえ、自転車の女性や歩行者をはねた。タクシーはその後、歩道に乗り上げ、交通標識に突っ込んで止まった。

 警視庁赤坂署や東京消防庁によると、この事故で自転車に乗っていた女性(80)=東京都文京区=が重傷。ほかに男性3人がけがを負って病院に搬送されたが、いずれも軽傷。タクシーを運転していた60代男性も一時意識を失って病院に搬送された。

 赤坂署などが詳しい事故の原因を調べている。現場にブレーキ痕は見つかっていない。

 現場近くにいた建設作業員の男性(47)は「ドーンと大きな音がして交差点を見に行くと、タクシーが植え込みに乗り上げていた。近くに人があおむけに倒れ、通行人が声をかけても全く動かなかった」と話していた。

 現場は国道246号(通称青山通り)と都道(通称外苑西通り)が交わる交差点。東京メトロ銀座線外苑前駅から南西約300メートルで、大型商業施設やオフィスビルが並ぶ。

(産経新聞 2016年12月6日)

 
 東京都港区北青山2の交差点で4人が重軽傷を負った事故で、歩行者や自転車をはねたタクシーが右折レーンに車線変更した際、後方から来た乗用車と衝突していたことが、警視庁赤坂署への取材で分かった。

  タクシーはこの衝突の弾みで歩道に突入。同署は双方の運転手から話を聞いて原因を調べている。

 同署によると現場は片側3車線で右の車線が右折レーンになっている。タクシー運転手の練馬区の男性(69)は交差点の手前で道路左側に止まって乗客を降ろし、その後に右折レーンまで移ろうとして横浜市の男性(49)の乗用車と衝突した。信号は直進は赤だったが、右折可の矢印が出ていたという。

 運転手が勤務するタクシー会社によると、運転手は週に1~2回働いており、6日は午前7時20分ごろ練馬区の営業所を出発した。勤続30年のベテランで、乗務に支障がある持病はなかったという。

 出勤途中に事故を目撃した会社役員の男性(45)は「スピードの出たタクシーがバイクにぶつかる音がすごかった。歩道では20~30人が信号待ちをしていたので、一歩間違えればと思うと怖い」と話していた。

(毎日新聞 2016年12月7日【春増翔太、斎川瞳】)

タクシーは信号待ちで停車していたバイクや乗用車に衝突した後、歩道に突っ込んだということなので、今後の調査による事故の解明が待たれます。